おなかすっきり!日本ならではの食材、ゴボウのすすめ

原産地は中国ですが、食べる習慣があるのは日本だけと言うゴボウ。定番のきんぴらはもちろん、サラダにしても、トン汁に入れても美味しい根菜です。その食物繊維の量は野菜の中で断トツに多く、水溶性の繊維も不溶性の繊維も含むためさまざまなタイプの便秘に効果的なんだとか。さらに腸の調子を整えるオリゴ糖も豊富に含むため、便秘に悩む女性にはもってこいの野菜であると言えそうです。江戸時代の書物には、ゴボウ=保健食という記述もあり、老衰を防いだり、体を軽くする効能が認められていたそう。

さらに、ごはんなどの炭水化物とゴボウを一緒に食酢と、食後の血糖値の上昇が抑えられるため、ダイエットにも効果的。また、ゴボウの黒い皮の部分には、クロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールがたっぷり含まれています。これらの栄養素を逃さない調理法を、いくつか紹介してみましょう。

ゴボウは煮るよりも、電子レンジで加熱した方が、クロロゲン酸の損失を少なくさせることができます。加えて、甘みも増すので、子どもにも食べやすくなります。香り成分を多く含む皮には栄養もたっぷりなため、洗って泥を落としたら、包丁の背で軽くこそげる程度にとどめておきましょう。めんぼうで軽くたたいた後、一口大の長さに切り、手で建てに裂きます。耐熱皿に並べてラップをかけ、600Wの電子レンジで2分30秒加熱。しょうゆ、砂糖、みりん、ゴマ油、七味唐辛子を混ぜ合わせた調味液を絡めれば立派な一品の出来上がり。ゴボウの甘さと唐辛子の辛さが相まってごはんが進むおかずになりますよ。

同様に電子レンジにかけたゴボウを、粒マスタード、ハチミツ、しょうゆの調味液で合えればこれまた変わったおつまみになります。和風と洋風のコラボレーションはおもてなしにももってこいです。

ゴボウは、切ったあと水にさらしてアクを抜くのが昔からの調理法でしたが、近年の研究で、水にさらすことによってクロロゲン酸や水溶性食物繊維の大部分が流れ出てしまうことが分かっています。さらすのは出来るだけ避け、さらしてもすぐに引き上げるようにしてください。その方がおなかすっきり度もアップしますよ。

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